重要事項説明と契約について

重要事項説明とは、賃貸契約を結ぶ建物・部屋の特徴や、契約に当たり貸主と取り交わす約束事を確認することです。

重要事項説明の簡単な内容と必要な書類等を掲載します。

重要事項説明の内容

公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会の「賃貸借契約書」の形式に基づいて簡単に列記します。

1. 借主、宅地建物取引業者(不動産会社)の住所・氏名・社名等(署名・捺印)
2. 契約書の有効期間
3. 目的物件の表示(建物の住所や間取り等)
4. 賃貸条件(賃料や敷金等)
5. 報酬等(仲介手数料)
6. 特約事項(ペット礼金やフリーレント期間等)
7. 特約条項(※契約に関する約束事が列記されています。特に重要な部分です。)

少しでも疑問に思ったことは遠慮せずにその場で確認して下さい。

(※後々のトラブル予防のため、毎月の諸費用・支払方法・契約期間・更新時期・解約時のこと等を特に要確認)

内容をよく把握して、納得した上で署名・捺印して下さい。

契約時に必要な書類

重要事項説明が終わると、契約することになります。

契約時に必要となる書類等は以下の通りです。

1. 入居審査時に必要となった書類(参照:「入居審査の必要書類と事例」)
2. 印鑑
3. 身分証明書(運転免許証やパスポート等)
4. 銀行口座預金通帳と届出印(自動引き落としの場合)
5. 連帯保証人承諾書
6. 契約時に必要な現金(敷金,前家賃,仲介手数料,火災保険料等)または、支払い済みを証明するもの

(※必要書類は不動産会社によって異なるので、ご確認下さい。)