賃貸契約の申し込みについて

賃貸物件を探し、気に入った物件が見つかったときに、賃貸契約の申し込みをします。

申し込む際に、注意すべき点がいくつかあります。ご参考下さい。

物件選びは慎重に

入居の申し込みをした後は、契約に向けた具体的な準備が始まります。安易に申し込みをして後にキャンセルするとなると、貸主や不動産会社、他に申し込みを検討していた人にも迷惑が掛かります。

申し込む前に「自分の希望の条件の部屋であるか」をしっかり確認・判断して下さい。

「ここがいい!」と一つ希望する部屋があっても、実際に内覧したときにイメージと違う事もあるかと思われます。あらかじめ不動産会社に自分が希望する部屋の条件を伝えておいて、他にもいくつかピックアップしてもらうと良いと思います。

尚、「2件同時に申し込みをする」というのは、基本的にはルール違反になります。

「権利の行使および義務の履行は信義に従い誠実にこれをなることを要する」(民法1条2項)という原則があります。

賃貸契約はこの原則の典型例になります。

違法ではないのですが、貸主や不動産会社は「信頼できない人」と判断します。

したがって入居審査が厳しくなるのは当たり前と言えます。

借主様と貸主様、双方が気持ち良く契約できるよう、ルールは守るべきです。

入居申込書の提出

入居の申し込みは、「入居申込書」への記入から始まります。

一般的には、入居希望者の氏名、住所、連絡先、勤務先、年収、勤続年数等を記入します。

更に、連帯保証人の氏名、住所、連絡先、勤務先等も記入します。

連帯保証人を依頼する人には事前に承諾を得ておきます。事前に承諾を得ないと、後々の契約書類の準備等がスムーズに運ばないことが考えられます。

入居申込書を参考に、貸主による入居審査が行われます。

(補足:預かり金について)

預かり金とは、契約前の仮押さえ的な意味合いで支払うお金です。

契約が成立しなかった場合は返還され、契約が成立した場合も、敷金や礼金の一部として当てられます。

尚、預り金については不動産会社により様々です。弊社、株式会社みたか商事は、預り金は頂きません。

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